ごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。
新たな年、2010年を迎えました。

 昨年は、不況、不況と暗い話が多く、今年もまた公共事業費の大幅カットは避けられない状況となっています。しかし、一方で温暖化の影響とも言われる自然災害の激化や社会資本の維持管理、耐震補強、環境との調和、景観問題、ユニバーサルデザインなどの他にも、中央リニアのトンネル工事といった大工事もひかえており、社会資本整備の仕事がなくなることはありません。厳しい競争を勝ち残った会社や技術者に対して活躍の場は用意されています。
そうはいっても、建設業界の経営者としては、先が見えない状況のため、新規の雇用は怖くてできないのが現状だと思います。つまり、2010年という年は、せっかく仕事をとってきても現在の従業員にそのまましわ寄せがいくような状況になるだろうと思います。
そのような状況の中、今後必要とされる人材は、一人で何役も対応できる技術者、そして与えられた条件内で、安全、経済性、品質などをバランスよく考えながら労働効率性を高めて業務を遂行できる技術者だと思います。仕事が少なくなる中で、道路工事だけに詳しい現場監督よりもいろんな構造物に対応できる現場監督が求められるはずです。コンサルにおいても道路だけでなく道路と河川の両方が対応できる技術者が求められています。つまり、これから建設業界で求められる人材とは、技術士を何部門も持っているような技術者や、総合監理技術を使いこなせる技術者なんじゃないかと思います。不況だからこそ、企業は優秀な人材が必要です。不況だからこそ、多くの人を雇うのではなくて、一人で何役もこなせるような人材を一人雇いたいはずです。
 現在の政府は無駄遣いの抑制を掲げ、科学技術関連に関する予算も削ろうとしました。家計に置き換えてみても、確かに無駄遣いは抑制すべきです。しかし、現在のような不安定で厳しい社会だからこそ、将来の成長分野、つまり自分に対する投資を積極的に行うべきだと思います。

私は毎年、1月にはその年の目標と計画を立てるようにしています。計画とは、自分の理想の未来を具現化するための具体的道程です。今年も2015年の自分の未来、そして2010年12月31日の自分の理想像を想像して、そこに至る道程を計画してみました。計画を立てるという作業は、夢が身近に感じられる本当に幸せなときです。綿密な計画を立てたあとは、あとは実行あるのみです。計画倒れにならないように、そして、目標をクリアできるように今年一年を頑張りたいと思います。

自分の未来を自分でデザインする!!
株式会社Future Design
今年もよろしくお願いします。

2010年1月1日 浜口智洋